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緑と赤のワイヤー

歯の「神経」
=歯髄
(しずい)とは?

私たちの歯の中には、「歯髄(しずい)」と呼ばれる組織があり、一般的には「神経」とも呼ばれています。歯髄には血管や神経が通っており、歯に栄養を届けたり、外からの刺激に反応したりする大切な役割があります。

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むし歯が進行するとどうなる?

むし歯がエナメル質や象牙質を通り越して、歯髄にまで達してしまうと、激しい痛みを伴い、「歯髄炎」や「根尖性歯周炎」といった病気を引き起こします。ここまで進行してしまうと、治療も複雑になってしまいます。

「抜髄(ばつずい)
歯の神経を
取る処置

歯髄とは

むし歯が歯髄まで達した場合、感染を止めるために神経を取る

「抜髄(ばつずい)」という治療が必要になります。

しかし、歯髄を失った歯は「失活歯(しっかつし)」と呼ばれ、

健康な歯と比べてさまざまなリスクが高まります。

神経をできるだけ残すための新しい治療 ― MTA治療とは?

こんなお悩みありませんか?

  • 「虫歯が深くて、神経を取るしかないと言われた…」

  • 「できるだけ自分の歯を残したい」

  • 「抜歯はできれば避けたい」

こういった方のために、当院では**歯を守る新しい治療法「MTA治療」**を導入しています。

【MTA治療とは?】

MTAとは、**「ミネラルトリオキサイドアグリゲート」**という材料で、
体にやさしく、骨や歯の組織となじみやすい性質を持っています。

この材料を使うことで、従来なら「神経を取る」必要があった歯でも、
神経を残せる可能性が高まっています。

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🌟【MTA治療のメリット】

✅ 歯の神経を残せる可能性が高まる

✅ 歯の寿命を延ばせる

✅ 再治療や抜歯のリスクを減らせる

✅ 痛みや炎症の再発が少ない

従来の抜髄治療

 

神経をすべて除去

神経なしのためやや短くなる

感染しやすく再治療が必要なことも

治療後に痛むことがある

MTA治療

神経を残すように保護

神経があるため自然な寿命維持

封鎖性が高く再感染リスク低い

通常痛みは少ない

💡【どんなときに使うの?】

  • 深い虫歯で神経が少し見えてしまったとき

  • 根っこの先に膿があるが、できるだけ歯を残したいとき

  • 歯の根に穴(穿孔)があいてしまったとき など

👨‍⚕️【当院のこだわり】

  • 当院では、う蝕検知液や高倍率ルーペなどの精密機器を用いて、
    できるだけ歯を削らず、神経を残す丁寧な治療を行っています。

  • MTA治療には専門的な技術が必要ですが、当院では多数の経験がありますので安心してご相談ください。

💬【患者さんのよくある質問】

  • Q:MTA治療は保険でできますか?
    → 現在は一部保険外治療となるケースがあります。詳しくは診断時にご案内します。

  • Q:どの歯でもできますか?
    → 状態によりますが、神経が一部でも生きている歯や、歯根がしっかりしている歯に適応されます。

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