前回の記事で口腔乾燥と誤嚥性肺炎の原因には「薬剤」が共通しているとお伝えしました。
口腔乾燥を来たす薬剤は600種類以上もあることが知られており、6剤以上を服用している患者さんは口腔乾燥のリスクが高くなっているとされています。
多くの高齢者が服用している睡眠剤や安定剤は嚥下反射や咳反射の低下を引き起こします。
つまり睡眠剤や安定剤を服用している高齢者は、口腔乾燥になりやすく、嚥下反射や咳反射が低下しているため誤嚥性肺炎のリスクが高くなっているのです。
誤嚥性肺炎予防には口腔ケアは必須ですし、歯科による専門的な口腔ケアにより肺炎の発症率を抑えられるというデータもあります!
口腔ケアは、唾液分泌を促進する効果があるため、口腔乾燥対策としてとても有効です!
口腔が乾燥しているなと気になる方は一度歯科医院でのご相談をお勧めします😌
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